前回、留学の時は必ず保険に加入していきましょうというお話でしたが、
保険のご案内をすると、必ずと言っていいほど
「クレジットカードに保険がついているから大丈夫です」
という反応をいただきます。
3ヶ月までの留学だとクレジットカード付帯保険でも
大丈夫といえば大丈夫なのですが…
出発までに以下を必ず確認しておきましょう。
1.クレジットカードの支払いがなくても保証されているかどうか
クレジットカード会社に連絡して、留学に際して保険が適用可能かどうかを必ず確認します。
場合によっては、旅費をカードで支払っている場合のみ適用ということや、
海外の特定地域での保険は対象外になっていることなどがあります。
期間、行き先を伝えて確認してみてください。
2.クレジットカード保険の補償範囲
保険が適用されることがわかったら、補償範囲と金額を確認しましょう。
通常の海外旅行保険では、
・飛行機の遅延で発生した損害
・盗難補償
・損害賠償（対人・対物・部屋やホームステイ先など滞在先での備品破損など）
などが含まれています。
クレジットカード付帯保険にもそれが含まれているかどうかを確認します。
もし補償範囲が心許ない場合、クレジットカード付帯保険に追加でかけられる保険もあります。
3.滞在期間が3ヶ月以内かどうか
クレジットカード付帯保険のほとんどは、渡航から3ヶ月までの補償となっています。
それ以上の期間海外に滞在する場合は、補償の範囲外となりますので、
別の保険に加入することを検討しなければなりません。
いくつかの例外はありますが、この期間は基本的には延長もできません。
長期滞在の方は、3ヶ月はカードの保険で対応するにしても、
それ以降の保険について確認しましょう。
一般的に日本の海外旅行保険では出国後から加入することはできませんので、
現地での保険を検討することになります。
上記3つの条件を満たしていれば、留学でもクレジットカード付帯保険で
渡航することが出来ます。
念のため、クレジットカード付帯保険の付保証明をとっておくと入国の際もスムーズですよ！
