カナダへ送金する(海外送金)
学費の支払い、現地で口座を開いた後に日本から留学資金を追加送金する…など、
日本からカナダへお金を送金する方法についてです。
基礎知識
海外送金では、日本の金融機関から海外の金融機関へお金を送ります。
日本円で送り、カナダではカナダドルで受け取ることになるため、
相応の手数料が発生します。
まずは海外送金時のポイントについてです。
- 海外送金で適用される為替レートはTTSレート
TTSは、”Telegraphic Transfer Selling Rate”の略で、
日本円からカナダドルに換える場合に適用されるレート。
金融機関によってレートは微妙に異なります。 - 送金手数料が必要
海外送金する際には、お申し込みをする銀行(送金側)での
手数料が必要となります。(2,000円〜6,000円程度)
この手数料は金融機関、また現金か口座からの送金かによっても異なります。
詳しくは海外送金窓口でご確認ください。 - 着金手数料も必要
海外送金では、送金を受け取る側の銀行でも手数料が必要となります。
送金時に着金手数料を含めて送金するケースと、
送金した金額から着金手数料を差し引いて受け取り側の口座に入金するケースがあります。
指定がない場合は、どちらがいいかを金融機関窓口で相談してください。
(金融機関によって対応が異なるため)
学校の支払いなどでは、手数料によって金額に不足分が出た場合は
登校初日に不足分を直接支払うこともできます。 - 口座に入金されるまでには時間がかかる
特にゆうちょ銀行からの送金は、現地の口座に反映されるまでに時間がかかることが多いようです。
1週間〜10日くらいは余裕をみて送金されることをお勧めします。
逆に三菱東京UFJ銀行では送金翌日に着金することが多いようですので、
急ぎの送金の際にはご検討ください。
海外送金に必要な情報
海外送金には以下の情報が必要となります。
- 銀行名
- 支店名
- 銀行番号(Institution Number)
Bank of Montreal:001
Scotiabank:002
Royal Bank:003
TD Canada Trust:004
CIBC:010 - 支店番号(Transit Number)*4桁もしくは5桁
- 支店住所
- SWIFTコード(銀行を区別する8~11桁のコード)
- 口座名義
- 口座番号
- 受取人住所
このほか、大きな金額(10万円以上)の送金には送金者の身分証明書が必要になる場合があります。
comneeからご案内する際には、学校ごとの情報をお知らせいたしますのでご安心ください。
海外送金のお手続き
海外送金を取り扱っている金融機関であれば基本的に問題はありませんが、
出張所や地方銀行では海外送金のお手続きに不慣れな場合があります。
送金する側も慣れないお手続きだと思いますので、都市銀行、大きな支店で
お手続きされることをおすすめします。
銀行
銀行の窓口へ行き、海外送金を希望すると、海外送金の申し込みフォームをもらえます。
そこへ必要な情報を記入し、送金希望金額(日本円でもカナダドルでも可)を伝えます。
カナダドルで$○○送りたい、という場合には、送金に必要な日本円額をおしえてもらえますので、その金額を窓口でお支払い、もしくは口座から引き落とし処理をしてもらいます。
ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行でも、通常の銀行と同じように海外送金が行えます。
手数料が2,500円と安く、多くの支店で取り扱いがありますので便利です。
ただし、送金に時間がかかる(平均1週間程度)ことと、スタッフが対応に不慣れな場合があるので注意が必要です。
カナダへの送金についてはこちらのページをご覧ください。
また、ゆうちょ銀行から送金する際には、支店番号(Transit Number)は必ず5桁で記入します。
学校へ送金する際には海外送金が必要となってきますが、クレジットカードでのお支払いができる学校もあります。
また、渡航後の留学生へ送金したいという場合には、キャッシュパスポートなど日本円で送金できるサービスもありますので、ご相談ください。