「カナダ』「留学」「サポート」「無料」などの検索ワードで無数に出てくる留学エージェントですが、いくら無料サポートを前面に出していても、会社として質の悪いエージェントが存在しています。
『留学費用を払込したまま会社が潰れてしまい、留学ができなくなってしまった…』という事態にならないように、注意が必要です。
留学中にしっかりとサポートしてもらえるか、会社がなくなってしまわないか、
エージェント選びの際に、注意するポイントをお伝えします。
こんなエージェントに要注意!な5つのポイント
1)華美なオフィス、頻繁に目にする広告
都内の一等地に大きなオフィスを構えていたり、地方都市にそれぞれオフィスがあったり、
カナダや世界各地にオフィスがあるので安心です!を売りにしているエージェント。
また、電車や雑誌などで頻繁に広告を目にするエージェント。
要は、留学生のサポート以外に大量の予算を使っているエージェントは要注意です。
もちろん、現地にオフィスがあったり、留学前もいつでも相談できるところにエージェントがいるのは大きな安心ポイントで、それ自体に問題はないといえます。
ただ、従業員に対してやたら広いオフィスだったり、インテリアにとてもこだわっていたりする必要はありません。
広告については、留学を志す人へ広く認知されるためには必要ですが、こちらもとても費用がかかります。
オフィスの使用料であったり、人件費であったり、広告費は、会社の売上から支払われるものです。
これまで破綻した大手のエージェント(ゲートウェイ21やサクシーオ)、てるみくらぶなど旅行代理店やNOVAやジオスなどの英会話学校はすべて共通して
「生徒さんから支払われた授業料(旅行代金)を他の支払いに当て、自転車操業を続けた結果立ち行かなくなって」巨額の負債を抱えて破綻しています。
本来のエージェントの役割は「留学生が安心して留学に出発できる」こと。
経営資本をそこに集中させていないエージェントは、お申込み後のサポートも期待ができません。
2)スタッフの入れ替わりが激しい
担当してくれてた留学カウンセラーが後任者への引き継ぎもそこそこに退社してしまったり、
準備している間に2人も3人も担当が変わるようなら要注意です。
会社として、働いている人が長続きしないというのは、経営がうまくいかなくなり労働環境が悪化している可能性があります。
そもそも、相談している人がコロコロ変わるようでは安心して留学の相談はできません。
1)でも触れた破綻したエージェントでは、漏れなくこういった事態に陥っています。
会社として運営が困難になってくると、とりあえず契約だけを成約し、あとのケアやサポートが提供されないということもよくあります。
担当者が変わるようであれば、辞めてしまう前に事情を聞いて見るのも良いかもしれません。
3)割引をアピールして契約の即決をうながす
「面談をして、その場で決めたら○%オフ!」
「今月中にお支払いをすれば○万円キャッシュバック」
などなど、
『すぐに決めてくれたら(お支払いしてくれたら)割引します』
というのは、【その会社に】【いま】お金が必要というサインです。
そもそも、カナダの語学学校ではエージェントによる勝手な学校の授業料割引は認められていません。
もちろん語学学校側で割引を提案していることもありますが、その場合には同じような割引(額は異なるかもしれません)が定期的に提供されます。
考える暇を与えずに大事な決定事項(契約やお支払い)を迫られたら、
その場で決めずに一度検討する時間をとった方が無難です。
4)キャンセル料が高額、返金の壁が高い
これはかなりブラック臭がする会社に多いです。
強く勧められて、「とりあえず契約は無料だし、今決めたら割引もあるし…」と契約をしたものの、詳しく聞いたらなんか条件がおかしかったり、やむを得ない事情で留学に出発ができなくなったりした際に、
キャンセルしようとしたら何万円ものキャンセル料がかかってしまったり、お支払い後に返金してもらう条件がとても厳しく設定されているケースです。
留学についてよくわからないうちに契約で縛ってしまい、そのままお支払いまで持ち込むのが狙いです。キャンセルされるのが前提でそのキャンセル料が狙いという悪質なケースも存在します。
留学でも旅行でも、通常クーリングオフで8日までなら無条件でキャンセルができるはずなので、
悪質な場合は消費者センターなどへ相談することをお勧めします。
5)最初は無料をアピール、後からオプションなどの追加料金が発生する
こちらも4)と同じく留学希望者が留学についてよくわからないうちに「無料」「安心」「手間がかからない」などの美辞麗句で契約に持ち込み、
後から「○○をするためにはこのサポート」「××には追加料金が必要」などお金を請求されるケースです。
学校側で急に料金が変わってしまったりするレアなケースもありますが、上記の悪質なエージェント追加料金と見分けるポイントは、「エージェントに支払いをするかどうか」です。
学校都合やホームステイ都合の場合には、必ず支払後に学校やホームステイ業者からの請求書と、支払後にはレシート(領収書)が発行されます。
どこからの請求で、どこへ支払いがなされたのかを確実にチェックする必要があります。
もしあなたのエージェントが何かおかしい時には
なんだかおかしいと感じたときには、率直にエージェントに問い合わせてみて、明確な答えが得られない場合には第三者や他社の意見を聞いてみましょう。
comneeでは上記であげたポイントに当たらないようなご案内・サポートを提供できるよう努力しています。ご相談はいつでも受け付けていますので、お気軽にご相談ください!