カナダでホームステイをする場合、バックグラウンドがアジア系のお家でホームステイをすることがかなりのケースあります。
どうしても「欧米でホームステイ」→「白人家庭」というイメージがあるのですが、
カナダは移民の国、様々なバックグラウンドの方たちが生活しています。
その中でも、中国やフィリピン、香港などのアジア地域のバックグラウンドを持つ家庭では、
見た目は自分たちともそんなに変わらず、何か損をしたような気持ちになる人が多いようです。
カナダでは、人種や肌の色によって家庭を選別することは法律で禁止されており、
白人家庭を指定してホームステイをすることはできません。
アジア系住民の多いバンクーバーでは、かなりの割合でアジア系家庭でのホームステイとなります。
今日はそんなアジア系家庭のメリットデメリットについてお伝えします。
【アジア系家庭でホームステイのメリット1 〜ご飯が美味しい!】
全部の家庭がそうかというと、そうでもないのですが(笑)、平均的にアジア系家庭のご飯は美味しいことが多いです。
品数もたくさんでてきます。
味付けも日本人に親しみのあるものが多いので、ご飯についてはかなり満足の声が高いです。
衣食住の「食」の部分、大切ですよね。
【アジア系家庭でホームステイのメリット2 〜にぎやかなことが多い】
これも全部がそうだというわけではないのですが、カナダでは子供への福祉が充実しているため、こどもがたくさんいる家庭が多いです。
また、アジア系の住民は地域とのつながりも強く、親戚やらご近所さんやらとよく訪問がある家庭が多いようです。
いろんな人と知り合いになれる環境は、英語の勉強にもきっと役立つはず!
【アジア系家庭でホームステイのメリット3 〜生徒が多い(ことが多い)】
またしても全家庭に当てはまることではないですが、アジア系のご家族は、大きな家に住み、その部屋をホームステイとして貸し出すことで生計の足しにしている人が多いです。
自分の他にも生徒さんがいるということは、一緒に勉強ができたり、到着直後から「1つ屋根の下で生活する仲間」ができるということ。
このチャンスを生かすのはアナタ次第です。
一方でこんなデメリットも・・・
【アジア系家庭でホームステイのデメリット1 〜英語になまりがある可能性が】
せっかくきれいな発音のカナダで生活しているのに、ホストファザーやマザーは成人してからカナダへ移民したため、出生国独特のなまりがある場合があります。
これは・・ある程度はしょうがないです。
カナディアンであるから、誰もがきれいな英語を話す訳ではありません。
日本人でも、誰もがアナウンサーのような日本語を話せる訳ではないですよね。
むしろなまりのある英語を聞き取れるようになる訓練としてもいいくらいです!
そして、ファザーとマザーがなまりがあっても、カナダで産まれた2世(こども)はきれいな発音であることも多いです。
誰から、どういう英語を学ぶのかを大事にしていきましょう!
【アジア系家庭でホームステイのデメリット2 〜生徒が多い分・・・】
メリットであげた「留学生が多い家庭が多い」ということで、ある程度自立した生活を求められる家庭が多いようです。
そもそも「毎日自分の話をゆっくりと聞いてくれて、週末にはいろんなところへお出かけに連れて行ってくれて・・」というようなホームステイは稀なのですが、
そういった家庭を求めている方にはやや物足りなく思うこともあるでしょう。
メリットもデメリットもあげようと思えばもっとありますが、
アジア系の家庭になったからといって「ハズレのホームステイ」ではないということが
大前提です。
「人種のモザイク」と言われるカナダの特徴として受け入れて、
そこからどう自分の英語力をのばしていくか、を考えていくといいと思いますよ♪