「留学に行きたい!」
漠然としたあこがれを現実にするために、
具体的にどう準備をしていくのかをご案内する【留学の道】シリーズ。
留学について考え始めた方は【準備・お問い合わせ編】から!
準備&お問い合わせの次は、実際の現地滞在のプランニングです。
以下の5つのステップで進んでいきます。
1. 滞在方法
1-1. ホームステイ
1-2. 寮、学校レジデンス
1-3. シェアハウス
2. エージェントによるサポート
3. 学校選び
4. コース選び
5. モデルプラン
TOEIC450点からカナダ留学してTOEIC900点までUP、
上場企業の海外営業に就職したとらじ君のケースもご紹介。
プランニング編 1-1. ホームステイ
カナディアンの家庭に受け入れてもらい、生活を共にします。
1人部屋or2人部屋、2食付きor3食付きなどから選択することもでき、
ペットや子どもがいるかどうか、他に生徒がいるかどうか
なども要望として出すことができます。
「カナディアンの家庭」なので必ずしも白人家庭ではないことと、
すべてのホストファミリーが
「温かく家族の一員として迎えてくれる」わけではないことに注意。
やっぱりビジネスとしてホームステイを受け入れている家庭もありますし、
当たり外れはあります。
ホームステイについて困ったことがあれば、
抱え込まずにエージェント、
もしくは学校のホームステイコーディネーターに相談することが大切です。
☆ホームステイのメリット
1. 衣食住が保証されている
到着してすぐに衣食住が保証されているので、
学校生活、現地で生活する手続きに全力を注げます。
「今日のご飯どうしよう・・」と悩まなくていいのは大きいです!
2. カナディアンの生活を体験できる
現地で生活しているカナディアン、白人家庭の場合もありますし、
フィリピンなどアジアのバックグラウンドをもつ家庭もあります。
でも、それぞれカナダで生活をしている家族です。
どういった生活をしているのか、どういう交友関係があるのかを垣間みられるのも、
ひとつの勉強だと思います。
ハリウッド映画や米国ドラマのような生活をしている人たちばかりではないということ、
リアルなその生活をみられるって、なかなかない機会です。
(その生活が快適かどうかはまた別問題ですが・・)
3. カナダの知り合いがすぐにできる
とても温かい家庭なら言わずもがな、たとえビジネスライクなホームステイだったとしても、
一つ屋根の下で生活するカナディアンが1人でも多くなるというメリット!
ホストファミリーの友人が来訪してきたり、家族のイベントがあったりなど、
チャンスは探せばきっとあるはずです。
★ホームステイのデメリット
1. 束縛(ルール)が多い
「夕食は○時、いらない場合は必ずx時までに連絡してね」
「シャワーは22時まで、1回15分以内で浴びてね」
「友達をつれてくるのはNG」
などなど、、それぞれの家庭にルールがあり、それを守る努力が必要です。
気楽に1人暮らしで長い間生活してきた人には、ちょっと鬱陶しいかもしれないです。
2. 費用が高い
シェアに比べると、どうしても1ヶ月のトータルコストは高くつきます。
特に3食付きor2食付きだと、
友達と外にご飯を食べに行ったときなどは2重コストになってしまいます。
すでにプログラムとして組み込まれてしまっているため、
なかなか個人で節約することができないですが、
ダウンタウンにあるシェアで3食外食をして過ごすよりは安い、、かも。
3. 場所を選べない
その家庭は、そこに住んでいてホストをしているのです。
もしかしたらそこは学校から遠いかもしれないし、
歩いていける距離にお店がないかもしれません。
「この街の、このエリアに住みたい」というのが決まっている人には
大きなデメリットとなります。
というわけで、メリットデメリットを3つずつあげてみましたが、
渡航すぐにデメリットが負担になってくる人は多くないです。
多くの留学生が生活していくうちにちょっと・・と思うところが出てきます。
右も左もわからない最初の1ヶ月~3ヶ月は、
ホームステイでメリットを享受するのがオススメです。
とらじくんのケース ーホームステイ体験記
学校が手配してくれたのは、子供5人、犬2匹、猫4匹の家庭。
ルールは細かくないけれど、
宿題をしようにも子供の相手をしなければならない(放っておいてくれない)
いつもけっこう賑やか(うるさい笑)。
ホストマザーは料理をせず、
比較的遅く帰ってくるお父さんが簡単な料理を作る、という家庭。
日本では実家住まいで、3食充実した食事が出ていたので落差がすごい!
でも子どもたちは美味しそうに食べてるし、
いつもわいわい賑やかだったので、
留学してすぐに心細い不安な気持ちは吹き飛んで現地に馴染めたと思う。
バースデーパーティーがあったり、喧嘩があったり、
リアルなカナディアンの生活を感じられて、
今となってはよかったと思える。
結局は留学中の自分の時間がほしくて1ヶ月でシェアに移ったけど(笑)
こうしてネタとして話せるし、最初の経験としてはよかった!