「どれくらい留学しよう?」
「どれくらい学校に通えばいいの?」
「○ヶ月の留学でどれくらい英語が話せるようになる?」

留学を検討したとき、疑問に思うところですね。

これに関して、留学生を数多くみてきた経験からの答えは
「人によって異なります」
が一番安全な答えです。

だって人によって元々の英語力も違うし、
どんなにいい学校に通っても怠けていれば英語力は伸びないし、
授業以外での時間も英語を使ってネイティブと話す機会をたくさんつくる努力をしている人もいるし、
正直センスもあります。

「誰もが○ヶ月学校に通ったら英語がペラペラになる」とはとても言えません。

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ただ、留学したい人からみれば、
「人によって違うとか、そういう答えを聞きたいのではない」
という気持ちになりますよね。

なので、
・中学~大学まで、一通り英語の授業をうけた
・日本で英語を話す機会はほとんどなかった
・書いてある英語は、単語などから意味を想像できる
・英語(という教科)がキライではない
という生徒さんを「一般的レベル」として考えて、
これまで「一般レベル」の生徒さんがどれくらいの期間学校に通ってどれくらいの英語レベルになったか…

1週間~1ヶ月:学校に慣れて終わる。英語を話す人への抵抗感(日本人特有)がなくなる。

~3ヶ月:自分に向かって話される英語の意味がだいたいわかる。簡単な単語での返答や決まったシチュエーションでの返答に自信をもって返せる。

~6ヶ月:街中で話されている英語がだいたいわかる。日本で暮らしている人からみれば流暢にしゃべれるように見えるが、本人はネイティブのように話せるレベルとの壁を感じている。

1年~:日常生活での不自由はしない。大学進学や永住を見据えて、「英語でなにをするか」に主眼をおいて、「より専門的な何か」を探す。

というざっくりとしたイメージをもっていただければいいかと思います。

最初にお伝えしているとおり、「人によって違います」し、努力次第で伸びは大きく変わります。

ただ、『英語圏で生活をしていれば英語力はつく』というのは間違いだと思っています。
日本語でも、普段話しているなかで人の発音を直したり、文法の間違いを指摘することってないですよね。
同じように、「通じればいい」というスタンスで、同じ表現ばかりを使ったり、
通じやすい相手とばかり話してしまっては、一定レベル以上には英語は伸びません。

学校に通っていれば、先生が間違いを指摘してくれたり、表現の幅を広げてくれたり。
宿題があったり、発表する場があったり…と英語力の伸びをサポートしてくれるのです!

予算や自分がどれくらい留学期間をとれるのか、そういったバランスをとりながら、
最大限の効果をだせるように留学プランを組んでいくことが大切です。

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