さあ、留学しよう!と思った時、まず何をしますか?
人によって留学へのアプローチは様々、何が正解ということはありません。
・・・が!
せっかく留学を決意したのに、回り道だったり、お金を無駄にしてしまったり、
そんな人もたくさんいます。
正解はないのですが、
個人的に「これはやめておいた方が・・」と思うこと3つをご紹介します。
【カナダ留学を考えるとき、避けたほうが良い行動その①~Webから一括資料請求する】
「留学するのにまず情報必要でしょ!」
「一回資料請求するだけで、何社も比べられていいじゃん!」
と思うかもしれませんが、これは人によってかなり差があります。
まず、「留学資料一括請求!あなたに合わせて○十社から資料が届きます」という
バナーをクリックして、住所や電話番号などの情報を入力します。
すると、まずその日のうちに電話が数社からかかってきます。
資料も最終的に中型のダンボール1箱分くらい届きます。
問題は、
・まだ具体的に決まっていないのに、知った顔でどんどん先へ進めて
とりあえず自社との契約に持って行こうとする業者
・他社との差別化で勝手に「業界No.1!」「最安価格保証」を謳う業者
がいることです。
業界最安などを謳っている会社ほど激しく勧誘してきます。
自分が資料請求をした際には、資料が届くとともに、毎日のように電話がかかってきて、
『早く決めたほうがいいですよ』
『そんな曖昧な態度じゃ留学なんていけませんよ!』
などだんだん電話先のカウンセラーの口調も厳しくなっていって、
一時は「電話がかかってくるのが怖い」と思うくらいに悩まされました。
「もっと時間をかけてゆっくり検討したいのに・・」という思いと食い違いすぎて
すべてが面倒くさくなり、いったん留学を保留にしました。
その後自分で調べて、信頼できるエージェントを見つけて留学はできたのですが、
あの電話攻勢はなんだったのかと、今思い出してもちょっと嫌な感じです。
もちろん人により感じ方は違うと思いますが、
数十社に一括資料請求する→あなたという商品に数十社が群がり争奪戦をする
という構造に耐えられて、
数十社の情報をすべて把握し比較検討できる方以外は、
少しずつでも自分で情報を調べて、自分から数社を選んで相談してみるのがいいと思います。
【カナダ留学を考えるとき、避けたほうが良い行動その②~英会話教室や高い教材を一括で申し込む】
これは、英語を勉強することがよくないと言っているわけでも、
英語にお金をかけることが悪いと言っているわけでもありません。
留学を決めた後、出発するまでにできるだけ英語力をつけていくというのは大切です。
語学学校では、最初に入校テストがあり、その結果で受講レベルが決まります。
より高いレベルでスタートしたほうが、質の高い教育を受けられることが多いです。
なので、英語の勉強はとても大事なことなのですが・・
「留学までの半年間みっちり英会話を申し込んだが、忙しくてあまりいけなかった」
「高い教材を買ったのに、実際に留学してみたら大して通じなかった」
ということは多々あります。
英会話学校に払う10万円があれば、
現地で1ヶ月フルタイムで英語の授業を受けることができます。
実際に通じる、生活をしていくのに必要な英語は、
留学後は日常の中で学べます。
同じお金を使うのであれば、
現地で使ったほうが有意義に使えるのではないかと思うわけです。
「出発までに英語を伸ばさなくちゃ!」という気持ちは大切ですが、
勢いでお金を使ってしまわないように気をつけましょう!
【カナダ留学を考えるとき、避けたほうが良い行動その③~誰にも言わずに一人で準備を進める】
留学にいくって、すごく大きな決断です。
そういう決断は、いっそ家族や友達に宣言をしてしまいましょう!
宣言をすることで、留学は目の前の現実となり、
周りの人も応援してくれるはずです。
もし反対されたなら、
応援してくれるまで「自分の本気」を伝えるのがいいです。
一人で悶々と不安を抱えながら準備を進めるより、
周りの人の支援を受けて、たくさんのエールとともに出発できる方がいいですよね。
友達の友達に、カナダ留学経験者がいるかもしれませんし!
ネットでたくさんの情報を入手できる時代になりましたが、
その分「その情報が正しいかどうか」を判断する力が求められています。
より確実な情報を知るために、たくさんの人の意見を聞くのはとても大事です。
最初に書いたように、「何が正解かは人によって違う」留学ですが、
個人の経験から、避けたほうがいい行動パターンを紹介してみました。