留学生を日々カナダへ送り出している私たち。
一緒にプランニングを進め、
準備をしっかりして、
いよいよ出発!!
…となっても、スムーズに出発できない生徒さんが
年に1人は必ずいます。
大抵のことであればアドバイスやフォローで
なんとかできるのですが、
「コレをやられてしまうとどうしようもない…!」
と困ったちゃん認定されてしまう生徒さんのタイプをご紹介します。
コレはフォロー不可能!?な生徒さんパターン
パスポート忘れ
出発の準備もバッチリ、成田(羽田)空港までの移動もバッチリ、
いざ航空会社のカウンターでチェックインしようとしたら、
パスポートがありません!!!!
というパターン。
パスポートがないともちろん出国はできません。
ご家族が後から追いかけて間に合えばなんとか大丈夫ですが、
留学の場合は、長期で家をあけることになるので、
結構な確率でご家族はお見送りで一緒に空港まで来ています。
お家に置きっぱなし(になっているはず)のパスポートを
届けてくれる人は誰もおらず…
こういう場合は、その日の出発は諦めてもらうしかありません。
飛行機の時間に間に合わない
何を間違えたのかはわかりませんが、
飛行機の出航時刻に到着してしまう人、
さらには出航した後に空港に到着する人なんかもいました。
出航時刻の2-3時間前には空港に到着しておくのが一般的。
航空会社のWebやeチケットの控えにもしっかりと明記されています。
出発に間に合わないだけではなく、
予約を入れていたのに現れない搭乗客を待って
もしかしたら他の乗客の方にも迷惑がかかっているかもしれません。
そしてこの場合も、出発に間に合わなければその日の出発は諦める必要があります。
荷物が重すぎて1人で運べない(笑)
大方の航空会社では、エコノミークラスの無料預け入れ荷物は
23kgまでのものが2つ、さらに機内持ち込みで1つの荷物が認められています。
もちろん規定の追加料金を払えば、それ以上の重量のものでも
乗せてもらうことは可能です。
ただし、家から空港までは車で運んでもらい、
空港でも平坦な道でスーツケースをゴロゴロ転がすだけ
(しかも家族などに手伝ってもらってたり)
こんな場合には、
いざ持ち上げようとしても1人で荷物が持ちあげられない場合があります。
23kgって、結構重たいです。
成人男性でさえ、片手では厳しく「よっこいしょ」と持ち上げるレベル。
それを×2、さらに機内持ち込みの大きめバッグ…
1人になった途端に荷物を運べず立ち往生してしまう方がいらっしゃいます。
そうは言われても、ポーターとして手伝ってあげるわけにもいかず、
一度荷物をご家族に引き取ってもらうアドバイスくらいしかできませんでした。
カナダでも、エスカレーターのない階段があったり、
バスや電車もバリアフリーではなく結構な段差があったりもします。
日本で1人で運べない量の荷物は、
世界のどこでも運べないので、ある程度の諦めが必要です。
どうしても持っていきたいものがたくさんな場合には、
後から送ってもらう手配を整えておいたほうが、
労力的にも金銭的にもお得になるようです。
航空券が日にち変更可能なものであれば、多少の変更料で大丈夫ですが、
出発日変更不可の場合、その日のその便に乗れなかった場合には
キャンセル扱いとなり、当日キャンセルだとほぼ100%キャンセル料がかかります。
さらに、次回の出発便についても
1から航空券を手配し直すことになるので、
実質航空券に2倍お金がかかることになるので、
なんとしてもその日に出発できるように、
パスポートや出発時間などは絶対にチェックしておきましょう!