これをやってしまうと出発が危うい!!という
出発時の困ったちゃん生徒さんパターン3つをお知らせしましたが、
渡航してカナダについてからも
いろんなトラブルが頻発します。
基本的には「その生徒さんの留学」ですので
どう過ごそうと、なにをやろうと自由です。
(未成年でご両親から送り出されている場合は異なります)
…が!
どう過ごすかが自由だからこそ、
自分の行動に責任をもつことが大切です。
そんな留学中の困ったちゃんパターンを3つご紹介します。
留学中の困ったちゃん生徒さんパターン
■現地についてからまったく連絡がとれなくなる
出発までは順調にやりとりを続ける
↓
準備万端で出発、無事に到着
↓
学校に通い始める
↓
音信不通…
別に連絡する義務はないですし、
最初に述べているように好きなように過ごしてもらって良いのですが、
学校を卒業する前にまったく連絡が取れなくなってしまうと、
事件や事故の可能性を考えることがあります。
学校からも「連絡が取れませんがどうしました?」とか
親御さんからも「連絡が取れませんが大丈夫なんでしょうか?」と
周りの多くの方が心配することになります。
まず、学校は申し込んだ分はしっかり通うこと
(お金がもったいないですし!)
また、心配をしてくれる人がいるのであれば、
1月に1回でもいいので、
定期的な連絡を入れるのがいいですね。
見知らぬ土地で生活を始めたあなたを心配してくれる、
大切な人ですからね!
■無保険のまま滞在
なにもなければいいのですが、もしも何かがあった場合…。
ワーホリでも学生ビザでも、
「滞在期間中に有効な保険に入ること」が条件となっています。
日本で海外旅行保険に1年間加入すると、15〜20万円と高額な保険料がかかります。
また、カナダの現地保険で加入しても、
どうしても1年で5万円くらいはかかってしまうものです。
ですが、この保険料をケチってしまうと、
風邪の診察でも数万円、
もし入院・手術などしたら簡単に100万単位で医療費がかかってきます。
もちろんそんなお金をすぐに払える人もそうはいないので、
支払いでトラブルになったり、
満足な治療が受けられないという可能性が高いです。
結果、目標半ばで帰国せざるを得なかったり、
最悪の場合訴えられて損害賠償が発生したりします。
長く滞在するのに、「他にお金を使いたい」と無保険で滞在する方、
これもなにかあったときのフォローができない困った生徒さんになります。
またクレジットカードの付帯保険は有効期限が3ヶ月のことが多いので、
保険が切れたことに気づかず滞在している場合も。
自分の入っている保険の期限、補償範囲、補償金額については
しっかりと把握しておきましょう。
■借金の申し出をする
留学中はなにかにつけてお金が出ていってしまうもの。
学校を延長したり、
家賃が上がってしまったり、
旅行に思わぬ金額がかかってしまったり…
気がつけば留学の予算から大幅に足が出てしまっているということは多くあります。
予備の留学費用を取崩して対応するとか、
「一生に一度の留学だから!」とご両親や親族にお金を出してもらったり、
なんとか対応している方がほとんどです。
カレッジや大学では奨学金の制度も用意されています。
本当はそうなる前に予算を相談していただければ、
予算内で収まるようなアドバイスができるんですけどね。
ここで発生する困ったちゃんが
「留学に来たのにお金がなくなったので貸してください!」
「お友達に○万円借りちゃいました」
という生徒さん。
まず第一に、エージェントは金融業ではないため、
お金の貸出は対応していません。
そして友人から留学のお金を借りるということは、
確実に信頼を失います。
快く貸してくれた友人だって、
一生懸命準備した留学資金からかもしれません。
そして多くの場合、友人から借金をする人は、
同時に他の人からも借金をしていたりして、
すでに生活がたち行かなくなっています。
アンダーグラウンドな性産業で働くような人もいらっしゃいます。
ワーホリやワークビザで現地で働いていたとしても、
無限にお金が稼げるわけではありません。
予算と使った金額をしっかり管理して、
資金がショートしないように留学生活を送れるようにしたいですね。