昨日、イギリスのタイムズ・ハイヤー・エデュケーションから
2016-2017の「世界大学ランキング」が発表されました。
ニュースでは「東大がランキング39位、アジア4位で危機的状況!」
という切り口でのニュースが多かったですね。
ちなみにアジア1位は
シンガポール国立大学(24位)、
アジアでは
中国の北京大(29位)、
精華大(35位)
と続きます。
こういったニュースが流れた時に、
仕事柄というか第2の故郷(と勝手に思っている)カナダの順位が気になります。
カナダNo.1大学といえば、UofTことトロント大学。
気になる順位は…
22位!!
21位までにランクインしている大学はほとんどがアメリカ。
…というか1位がオックスフォード(イギリス)、
15位にユニバーシティ・カレッジ・ロンドンが入っているだけで、
それ以外はすべてアメリカの大学です。
ていうことは、トロント大学はアメリカとイギリスの大学以外では世界№1とも言えるわけです!
(ちょっと無理やり感?)
かねてからレベルの高さの割に知名度が低いなぁと思っていた
トロント大学ですが、こうしてランキングをみてみると
改めてそのレベルの高さを実感しますね。
ちなみに、50位以内にはカナダからもう2校、
ブリティッシュコロンビア大学が36位、
マギル大学も42位にランクインしていました!
東大が39位なので、トロント大とブリティッシュコロンビア大はその上に位置しているってことですね。
すごい!!
カナダでこの有名大学に進学するためには、
直接大学に入学するのはかなりハードルが高いです。
一般的な留学生の場合、
語学学校で大学進学コースを受講
↓
カレッジ(短大・専門学校)へと進学
↓
大学へ編入
というコースをたどるのが1番スムーズです。
日本では大学に編入するというのはあまり一般的ではなく、
回り道のように思えますが、
カナダではステップを踏んで編入するのは一般的で、
英語力の強化、レポートやエッセイなどのスキル強化ができて
かえって近道になることが多いです。
とはいえ、大学へ進学するのは資金と英語力、
また長期での留学が前提となってきますので、
しっかりとした準備をして、万全の体制でカナダ留学に望むのがいいですね。