いい留学、悪い留学とひとくくりにして話をするのはよくないと思いますが、
実際に、たくさんの経験をして帰国する方と、
カナダにたくさんの不満を抱いて、追われるように帰国する方とがいるのは事実です。

もちろん、両者には英語力の差があることも多いですし、
帰国してからのその後の人生の送り方も違ってきます。


個人的にみていて、残念だなと思ったのは、
・どこにいても良くない点が目について、クレームを出すことに全力
・常に人と比べて、自分の方が状況が悪いと嘆いてばかり
・嫌なことがあっても我慢するのみ

といった方々。

日本にいても残念な結果になりそうですが、
カナダでこういった行動をとっている方は、
滞在中に負のエネルギーの重さに耐えかねて体調を壊したり、
本来の滞在予定を大幅に切り上げて帰国をしたりということがあります。

これは、
「日本人と仲良くなって、あまり英語力が上がらなかった」
というのとは少し違っています。
たしかに留学にきて英語力がのびないで帰ってしまうのはもったいないです。
ですが、カナダで生活をするという経験を大事にできたり、
日本人のかけがえのない友達ができたとか、
中には生涯の伴侶を見つける人もいますので、一概に残念とは言えないかと思います。

そりゃー、僕個人としてはカナディアンの友達たくさんつくったり、
英語ペラペラになる方がいいですが(苦笑)
本人が「留学で何をみつけるか」「どうなりたいか」というところが大きいと思うのです。


いい留学というか、毎日楽しそうに(時に大変そうに。笑)
留学生活を送っている人は、
・目標をしっかり立てて、日々実行している
・ポジティブ
・いい意味で大雑把(細かいことにこだわりすぎない)

という人が多いと思います。


ワーホリでの留学は「こうしなければいけない」という正解のない世界です。
自分がどうしたいか、どう過ごしていきたいかを考えて、
行動した結果がダイレクトに反映されますので、1日1日を大切に過ごしたいですね。