さて、わからないとこ解説します その3でお伝えしたように、
留学の最大の目的は、英語の習得だと思います。

大学付属の語学学校と私立の語学学校について解説しましたが、
私立の語学学校は何十校とあるので、どこに通おうか悩むところです。。

実際、僕がトロントへ留学したときには、どういうところを選べばいいかよくわからず、
エージェントがおすすめする語学学校を選びました。

結果としてはとてもよい学校だったのでよかったのですが、
留学している間に別のことを勉強したくなり、
最初の語学学校を卒業後、別のビジネス英語専門の語学学校へ改めて入校しました。

最初からパーフェクトな環境というのはなかなかないと思いますが、
自分のやりたいことをしっかりと考えて、プランニングをしていけばよかったなーと
思うことはあります。


今回はたくさんある語学学校の中、どういった基準で選んでいくかについて
解説します!


■語学学校の選び方1:都市から選ぶ

どのような学校で選ぶかという前に、滞在したい都市が決まっていたら、
その都市にある学校を選ぶことになります。
学校の数が多いのはバンクーバーとトロントです。
それ以外の都市ですと、多くて5~10校ほど、または1校しかないという都市もあります。
また、トロントとバンクーバーでも
「両方にキャンパスのある学校」
「トロントにしかない学校」
「バンクーバーにしかない学校」と分かれていきます。
どの都市に留学したいかで、通える学校が絞られてきます。



■語学学校の選び方2:プログラムで選ぶ

学校はそれぞれESL(基礎英語)の授業の他に、
Business Englishや英語教授法、通訳翻訳などの授業を開講しています。
自分が何を勉強したいか、漠然とでも決まっている人はプログラムから
学校を絞っていくのもいいでしょう。
最初は受講できなくても、「3ヶ月ESLのあとに英語教授法を勉強する!」
というような決め方もできます。



■語学学校の選び方3:規模で選ぶ

1,000人以上の留学生を抱える大規模な学校、
全校生徒あわせて50人ほどの小規模な学校、それぞれ良さが異なってきます。
大きな学校でたくさんの友達をつくるか、小さな学校でアットホームな環境を求めるかによって
学校の候補が変わってきます。
大まかな特徴で言うと、大規模校は国籍が豊かで専門コースも豊富、
中小規模校はアットホームな雰囲気で先生との距離も近い、
というメリットがあります。

英語に不慣れな最初は小さめの学校でカナダに慣れることからスタートして、
慣れてきたら積極的にほかの留学生と交流がもてる大規模校に入る、
ということも可能です。



■語学学校の選び方4:雰囲気で選ぶ

しっかりと真面目な雰囲気で、毎日宿題もでる学校がある一方で、
宿題はあまりなく、みんなで楽しく英語を勉強していきましょうという雰囲気の学校もあります。
どういった環境で勉強をしたいかによっても学校を選んでいくことができます。
これについてはWebでの情報だけに頼らず、
最新の情報をもっているエージェントに聞いてみるのもいいと思います。
最新の在校生徒の国籍状況、コースの評判など、
現地で実際に学校をみるのに近い情報を得ることができますよ。



1点言えることは、渡航時の英語力にもよりますが、
日本人の平均的な英語力の場合、初級の上のほうか中級の下のほうのクラスになることが多いです。
そのくらいのレベルだと、どの学校でも出来ることというのはそれほど変わりません。
6ヶ月以上通学するというのであれば専門コースや学校の国籍についてを
重点的に検討することが大切になると思いますし、
1ヶ月くらいの短期の場合には、得た情報からフィーリングで決めても
それほど大きな失敗にはならないと思います。


次回は、最初に通う学校とトライアルについて解説します。