カナダは州によって決められている最低賃金が違います。
2016年9月15日、バンクーバーのあるブリティッシュ・コロンビア州では
最低賃金が時間あたり$10.45→$10.85に上げられました。
昨年の同時期に$10.25→$10.45に引き上げがあったので、
2年連続で賃金が上昇していることになります。
さらに、2017年9月にはさらに40¢引き上げられて
$11.25になると言われています。
「結構いいんじゃない？」と思いますが、
$1=80円のいまの円高レートで計算すると
$11.25で時給900円相当です。
東京の最低賃金が932円ですので、
円高の影響もありややバンクーバーの方が安い計算になります。
カナダの州の最低賃金
ワーホリで働く人のほとんどが飲食関係です。
飲食店でのアルバイトは、チップがもらえることもあり、
時給は最低水準に設定されていることが多いため、
最低賃金がどれくらいなのかは生活に直結してきます。
ここで、カナダの州ごとの最低賃金を高い方から見ていきましょう！
時給$12以上
Nunavut：$13.00
Northwest Territories：$12.50
時給$11以上
Ontario：$11.25
※2016年10月に$12.20を予定
Albata：$11.20
※2016年10月に$12.20、2018年には$15.00まで上昇予定
Yukon：$11.07
Manitoba：$11.00
時給$10以上
British Columbia：$10.85
※2017年9月に$11.25を予定
Prince Edward Island：$10.75
※2016年10月に$11.00を予定
Quebec：$10.75
Nova Scotia：$10.70
New Brunswick：$10.65
Newfoundland & Labrador：$10.50
Saskatchewan：$10.50
なんと、ブリティッシュコロンビア州は
今回の賃金上昇があるまでは、
カナダで一番最低賃金が低い州だったんですね！
ワーホリで滞在する人が多いのに、
これはかなり痛手です。
（逆に一時滞在者が多いから最低賃金が低くなるのか…？）
上の一覧をみてみてわかるように、
ワーホリで稼ぎたい人にオススメなのは
アルバータ州
です。
石油が取れるため、
オイルマネーで経済発展を続けて
イケイケドンドン（死語？）な州になっています。
仕事も見つけやすいですし、
2018年には最低賃金が$15.00になるということも大きいですね。
アルバータ州にあるカルガリーは、
発展著しい街でロッキー山脈の入り口でもあるため、
これからもっと留学生が増えていく都市になっていくと思います！
