目標設定と達成へのプロセス
目標設定を『英語を使った仕事→海外営業に就きたい!」とした僕が、
まずはちょっと背伸びをしてビジネス英語の学校に通うことを決め、
その学校にもだいぶ慣れてきて、次になにをしたかについてです。
学校での英語、の先を経験したい
ビジネス英語の学校は日本人は自分だけ、
まわりの留学生は一般英語10ヶ月とか1年とか経験した人たちばかり…
という中で、最初は課題や予習復習で四苦八苦していたけど、
人間けっこう慣れるもんです。
つたないながらも授業についていき、
他の生徒のスピードに負けないように頑張っていたおかげで、
ネゴシエーション(交渉)やプレゼンテーションでも
結構様になってきた(と自分では思ってた。笑)のですが、
同じようなネゴシエーションを何度もしたり、
架空の新製品・新ビジネスのプレゼンテーションをしたりするうちに
気づく訳です。
すべて予定調和だと。
時間が決められた中で交渉の練習をしていても、
授業が終わるまでにはどちらかが譲歩して相手の主張を受け入れなければならない。
(どちらも妥協するケースもあり)
新製品のプレゼンテーションも、
「一生懸命やってるクラスメイト」の説明には
『いいね!ここをもっと工夫するといいよね』と
プラスを前提としての評価。
そりゃ
自分の主張を繰り返すだけではネゴシエーションにはならないし、
「そんなク○みたいな製品は誰も買わない!」
などと一刀両断に切り捨てては授業にならないし、
人間関係も著しく悪化する訳です。
その人が手を抜いてやってるなら言っても良いと思いますが(笑)
ビジネス英語の学校というのは
あくまで
「ビジネスの環境で使える英語表現や考えを学ぶ」
ところだなと思ったんですね。
実際の交渉はこんなうまく進むことは少ないだろうし、
そもそもアポをとるのだって、こんなにスムーズなはずない!と。
当時大学生の自分、生意気ですね。
余談ですが、
その後実際企業で働き始めたあとは、
予定調和の交渉もたくさんあったし、
「意味あるのかコレ」と思うミーティングや会合もたくさんありました(苦笑)
学校の中では決められた時間とかルールとかが適用されるけど、
実際に交渉するとどんなことが必要になるだろう…?と思ったのです。
↓
実際に英語で交渉をする機会があるところを探してみよう!
と、次のステップが見えてきました。
ちょうどその頃、利用していたエージェントで
トロントの地図を発行するプロジェクトがあり、
そのなかに
地図に載せる広告を集める役割がありました。
インターン生として参加させてもらい、
学校の授業が昼過ぎまでだったため、
午後の時間を広告営業にあてて、
「授業で習った内容を実践する場」を手に入れたのでした!
当時の自分の英語力では、
実際の交渉はかなり荷が重くて、込み入った折衝になりそうなときは
現地生活が長い人についてきてもらったり、
アポイントの取り方についてもミスがあったり
失礼があったと思います。
でも「ビジネスで使える英語を習得するために、
学校で習った内容を実践する場がほしい」という思いが強く、
可能な限り自分だけで対処できるように頑張っていたと思います。
ハードスケジュールすぎて時々ダウンはしていましたが(笑)
語学学校、レストラン、観光業者など留学生に身近なところから、
カナダを代表する銀行TDにいたるまで、
60社くらい担当者と交渉をすることになり、
自分でもこの時期一番英語力が伸びたなぁと感じました。
僕の例は
目標→ビジネス英語の取得
プロセス→ビジネス英語の学校に通う、それを実践する
という内容ですが、
これは
目標→カナディアンの彼氏をつくる
プロセス→語学学校に通い、英語で自分の魅力や知性を伝えられる表現を学ぶ
でもなんら問題ないと思います。
(焦って変な男に捕まらないように…)
「しっかり目標を設定すること」、
そして「目標達成にどういうプロセスが必要か」を考えるのが、
英語力アップには一番必要なことだと思います。
ちなみに、このインターンシップは自分で志願して働かせてもらったものですが、
ビジネス英語の学校を決めた時に、
3ヶ月のコース+1ヶ月のインターンシップ
と学校のインターンシップも経験しました。
このインターンシップ経験については、
次回お伝えいたします!
〜つづく