カナダから行ける旅行先、
バンクーバーから始まる南米ペルーの旅です。
写真盛りだくさんでお送りしています☆
写真はクリックすると拡大して見られます。
いよいよ旅の最大目的地、マチュピチュの後ろのそびえる聖なる山、
ワイナピチュに登ります!!
旅程↓
準備・プランニング(1)
1日目:バンクーバーから移動
2日目:ペルー(リマ)→クスコへ、ツアー会社合流(2)、オリャンタイタンボ(3)泊
3日目:マチュピチュへ向かう(4)、午後マチュピチュ(5)、アグアスカリエンテス(6)泊
4日目:ワイナピチュ登頂 午後移動、クスコ泊 ←いまココ
5日目:クスコ近郊観光、夜移動、リマ泊
6日目:LAへ移動、LA泊
7日目:LAから日本へ帰国
聖なる山、ワイナピチュへ!
マチュピチュに初めて足を踏み入れて興奮、
アグアスカリエンテスの温泉に衝撃をうけ、
なかなか寝付けない…と思いきやぐっすり。
いつでも寝られる図太さです。
今日はマチュピチュの奥の山、ワイナピチュを目指します。
ワイナピチュは環境保護のため(?)1日の入場者は400人までに限定されています。
朝の7:00から200人、
10時から200人、で締め切りです!
10時の回はツアー客も増え、大変混雑するとのことだったので、
ここは早起きして7:00の回を狙います。
朝5:30起床、この時間でもホテルでは朝ごはんを食べることができました!
といっても相変わらずお腹の状況は芳しくないため、
パンを1かけ、氷なしのフルーツジュースのみ。
昨日乗ったシャトルバスに乗って、早朝のマチュピチュに到着。
それがコレ↓
ラピュ○!!!
雲海に浮かぶまさに天空の都市…
このマチュピチュを見られただけでも早起きの甲斐がありました!
どうでもいいけど、この光景を見て
ラピュタのセリフをつぶやく日本人率95%を超えると思います。
『父さんは嘘つきじゃなかったんだ!』
とかね。
この時間にくる人はワイナピチュ登山を目指す人ばかりなので、
遺跡の中に人もほとんどいません。
ワイナピチュは遺跡入口の反対側にあるので、
最短距離は谷側を通る道なのですが、
あえて山側ルートを選択↓
昨日は撮影していて人でいっぱいだった
3つの窓の神殿の前、聖なる広場もこの時間だと誰もいません。
やっぱり美しい!
人の気配のしない遺跡は、神秘的なムード満点。
気分を大いに盛り上げて、ワイナピチュ入口へ到着!
すでに結構人が並んでいて、
このゲートを通るのに20分くらい待ちました。
ワイナピチュの登山道をぐるっと回ると約2時間半、
山頂までだとだいたい1時間くらい。
どうせだったら全部みたいので、この時は周回ルートで行こうと考えていました。
入山手続きは、名前と国籍、時間を記入するのみ。
ちゃっちゃとすませ、山道を歩き始めます。
最初はこんなかんじのハイキングロード。
余裕余裕、観光のおじいちゃんおばあちゃんが登るくらいの山ですからね。
標高も200mくらいだし…
と思ってたら。
ドーン!!
前に見えてる登山道、崖です。
ナショナルジオグラフィックとかで見る
角の大きなヤギとかが落ちそうになりながら登っていくやつに見えます。
大丈夫か…!?
ワイナピチュ山頂まであと25分、これで半分くらいなのですが、
結構な息の上がりよう。
「あ、そうか昨日からほとんどご飯食べてなかったんだ」と思い出します。
木々の隙間からみえるマチュピチュ。
もうだいぶ高くにあがってきたんだなぁと。
さっさと頂上を目指したいのだけど、
途中こんな遺跡があったりして、
またここがいーい撮影スポットだったりするんです!!↓
マチュピチュを見下ろし、その左側にはシャトルバスが通っていた
つづら折りのハイラム・ビンガムロードが見えます。
アグアスカリエンテスの町が谷底にあることを考えると、
高低差ハンパないです。
山道は、手前からみたほど崖ではなく基本階段があったのですが、
手すりなどはなし。
ワイヤーを伝って登るくらい急な箇所もあるので、
お年寄りにはけっこう厳しいかと。
(お年寄りではないけど)フーフーいいながら山頂に到着!
そこに広がっていた景色は…
…休日の高尾山かよ。
世界的な観光地、
人が多いのはしょうがないとして。
山ガール風の女子(日本人)、
その女子たちを囲む白人男性陣、
横並びで記念撮影をするグループ…
聖なる山、ワイナピチュは
インターナショナル合ハイの聖地でした。
山頂はあまりに人がぎゅうぎゅうで落ち着かなかったので、
その斜め下くらいに位置する大きな石段で
座ってゆっくりマチュピチュを眺めました。
悠久の時を経てそこにあるマチュピチュ。
これまで数々の人が訪れて、なぜここに町をつくったのか、
どういう生活をしていたのかなど思いをめぐらせてきたんだろうなぁ…
と、感慨深く静かな気持ちでマチュピチュを眺めてみました。
頭上では甲高い笑い声と
「ハイ、チーズ♪」とか聞こえますが。
30分くらいゆっくりと遺跡を眺めて、
周回ルートへ向かいます。
この山頂の裏側には「月の神殿」と呼ばれる遺跡があるとのことだったのですが…
これは、右(神殿の方)行くなってことですよね。
警告もなくあっさり乗り越えられそうですが、
君子危うきに近寄らず、です。
縁がなかったとあきらめて左へ進み、
同じ道を通って下山します。
同じ道を通ってわかったこと↓
下りのほうが怖い。
急斜面なので、一度足を滑らせたらどこまでも落ちていきそうです。
しかもご丁寧なことに、石がそこここ結構濡れて滑りやすい。
後ろを降りてくるおばさんが落ちてきたら
間違いなくぺちゃんこになる恐怖といったら。
上から『ヒャッ!』って声が聞えるたびに
巻き添えを食わないように崖側へ身を寄せる訓練だと思うことにしました。
受け止めるとか無理だもん。
なんとか無事に下山したころには、
2回めの200人がお待ちでした。
この人数だと入山まで45分はかかるだろうなぁ。。
まだ朝の10時!この時間にきてる人はほぼワイナピチュ目当てなので、
マチュピチュ遺跡にはまだ人は少ない状況。
せっかくなので、昨日ゆっくり味わいきれなかった分を
堪能することにしました。
~つづく